【コラム】民泊事業の収支構造が知りたい!
2021.04.21
お知らせ
第12回コラム
「民泊事業の収支構造とは?」
こんにちは!事務局です。
今回は、民泊運営でかかるコストは?結局の利益は?についてお伝えしたいと思います。
収支を語る上で欠かせないのが「売上」と「費用」になります。
それぞれ分けてお伝えしていきます。
【売上】
民泊事業における売上ですが、下記のような計算で算出可能です。
民泊売上=宿泊単価 × 稼働日数
宿泊単価ですが、特に北海道はシーズンによって大きく異なることがありますが、
例えば5名宿泊で、一人当たり4000円、3泊すると、
(4000円×5名)×3泊=60000円
民泊売上=60000円となります。
このような計算で、シンプルに売上は計算することが可能です。
【費用】
売上は簡単でしたが、費用を見ていきましょう。
費用の項目を並べると、下記になります。
・清掃費用
・水道光熱費
・民泊管理代行費用
・WIFI(インターネット)費用 / タブレット費用
・民泊事業用保険料
・地代家賃
順に説明していきます。
1、清掃費用
毎回宿泊ゲストがチェックインした後、民泊室内
の清掃が必要となります。
ご自身で行われる場合は費用が発生致しませんが、
一般的には民泊清掃会社に委託する形となりますので、清掃費用が発生します。
2、水道光熱費
民泊施設を維持する上で欠かせない水道、電気、ガス。
これらも毎月の民泊の費用として計上されます。
3、民泊管理代行費用
ご自身で宿泊客の集客から清掃手配、価格設定、トラブル対応などを行う場合は発生しない費用になります。
こちらも同様に、一般的には民泊管理会社に委託して運営を行っていきます。
(民泊管理会社に委託する場合、清掃もまとめて委託するケースが多いです)
その委託費用を表しています。
4、WIFI(インターネット)費用 / タブレット費用
最近、外国人のみならず国内客でもWIFIは必需品となっています。
スマートフォンが普及した今、室内でインターネットを利用する方が大半です。
その場合、民泊施設側にもWIFIが整っていることを求められます。
また、民泊施設チェックインの際に遠隔で宿泊者の情報を得る仕組みを作る場合、
タブレット端末を設置する場合がございます。
その場合の、民泊事業用チェックインサービスを提供する会社に支払う費用です。
5、民泊事業用保険料
民泊運営において室内の家財などが破損した場合、泣く泣く負担する方もおりますが、
民泊事業用保険を提供している保険会社が多くありますので、
予めこちらの保険に加入される方も多くいらっしゃいます。
その場合発生する保険料を表しています。
6、地代家賃
民泊物件を取得、または賃借して行うケースがほとんどです。
その場合にかかる毎月の家賃、または返済を表しています。
ここからはケーススタディです。1ヶ月の民泊運営における収支を計算していきます。
売上:60万円
清掃費用:10万円
水道光熱費:3万円
民泊管理代行費用:12万円
WIFI・タブレット費用:1万5千円
民泊事業用保険料:2千円
地代家賃:10万円
600000 - (100000 + 30000 + 120000 + 15000 + 2000 + 100000)
=600000 - 367000
=233000円
1ヶ月の利益は、233000円 となりました。
このような計算で、ご自身の民泊事業における収支を計算することが可能です。
委託する民泊管理会社、清掃会社
購入、賃借する物件コスト など、
その状況に応じて実際面での収支は変わっていきます。
シーズンに応じてその予想売上も変化していきますので、
民泊管理会社からそういった知識や情報を収集していくことも大切です!
本日は以上です。
「民泊事業の収支構造とは?」
こんにちは!事務局です。
今回は、民泊運営でかかるコストは?結局の利益は?についてお伝えしたいと思います。
収支を語る上で欠かせないのが「売上」と「費用」になります。
それぞれ分けてお伝えしていきます。
【売上】
民泊事業における売上ですが、下記のような計算で算出可能です。
民泊売上=宿泊単価 × 稼働日数
宿泊単価ですが、特に北海道はシーズンによって大きく異なることがありますが、
例えば5名宿泊で、一人当たり4000円、3泊すると、
(4000円×5名)×3泊=60000円
民泊売上=60000円となります。
このような計算で、シンプルに売上は計算することが可能です。
【費用】
売上は簡単でしたが、費用を見ていきましょう。
費用の項目を並べると、下記になります。
・清掃費用
・水道光熱費
・民泊管理代行費用
・WIFI(インターネット)費用 / タブレット費用
・民泊事業用保険料
・地代家賃
順に説明していきます。
1、清掃費用
毎回宿泊ゲストがチェックインした後、民泊室内
の清掃が必要となります。
ご自身で行われる場合は費用が発生致しませんが、
一般的には民泊清掃会社に委託する形となりますので、清掃費用が発生します。
2、水道光熱費
民泊施設を維持する上で欠かせない水道、電気、ガス。
これらも毎月の民泊の費用として計上されます。
3、民泊管理代行費用
ご自身で宿泊客の集客から清掃手配、価格設定、トラブル対応などを行う場合は発生しない費用になります。
こちらも同様に、一般的には民泊管理会社に委託して運営を行っていきます。
(民泊管理会社に委託する場合、清掃もまとめて委託するケースが多いです)
その委託費用を表しています。
4、WIFI(インターネット)費用 / タブレット費用
最近、外国人のみならず国内客でもWIFIは必需品となっています。
スマートフォンが普及した今、室内でインターネットを利用する方が大半です。
その場合、民泊施設側にもWIFIが整っていることを求められます。
また、民泊施設チェックインの際に遠隔で宿泊者の情報を得る仕組みを作る場合、
タブレット端末を設置する場合がございます。
その場合の、民泊事業用チェックインサービスを提供する会社に支払う費用です。
5、民泊事業用保険料
民泊運営において室内の家財などが破損した場合、泣く泣く負担する方もおりますが、
民泊事業用保険を提供している保険会社が多くありますので、
予めこちらの保険に加入される方も多くいらっしゃいます。
その場合発生する保険料を表しています。
6、地代家賃
民泊物件を取得、または賃借して行うケースがほとんどです。
その場合にかかる毎月の家賃、または返済を表しています。
ここからはケーススタディです。1ヶ月の民泊運営における収支を計算していきます。
売上:60万円
清掃費用:10万円
水道光熱費:3万円
民泊管理代行費用:12万円
WIFI・タブレット費用:1万5千円
民泊事業用保険料:2千円
地代家賃:10万円
600000 - (100000 + 30000 + 120000 + 15000 + 2000 + 100000)
=600000 - 367000
=233000円
1ヶ月の利益は、233000円 となりました。
このような計算で、ご自身の民泊事業における収支を計算することが可能です。
委託する民泊管理会社、清掃会社
購入、賃借する物件コスト など、
その状況に応じて実際面での収支は変わっていきます。
シーズンに応じてその予想売上も変化していきますので、
民泊管理会社からそういった知識や情報を収集していくことも大切です!
本日は以上です。